2021年 千代田の祭 川せがき 基本情報・アクセス・駐車場・混雑状況・おすすめをご紹介

花火
2021年8月18日(水)に開催を予定していた「令和3年度千代田の祭川せがき」は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、花火、舞台芸能、出店、民謡流しといった祭り部分は行わず、水難者供養を目的とした僧侶による読経と灯ろう流しのみの実施となりました。

 

千代田の祭 川せがきをご存知ですか?

群馬県邑楽郡にある千代田町で140年以上も続く伝統あるお祭りです。
日本での夏の夜は灯篭流しで思いを馳せて、花火も楽しみたいですね。

ここ千代田では、灯篭流しも、打ち上げ花火も行われます。
今回は、千代田の祭 川せがきについてご紹介したいと思います。

千代田の祭 川せがきとは

赤岩村(現千代田町大字赤岩)にある「かぶと屋」という豆腐店で、倉吉という誠実な男が働いていました。
明治10年7月4日のこと、倉吉は利根川に投網を打ちに行った際に、誤って水死してしまったそうです。
この知らせを聞いた「かぶと屋」の主人は、赤岩光恩寺の住職と相談して、彼の霊を供養したそうです。
このことから、川せがきが始まったといわれています。

せがきは「施餓鬼」と書く仏教の用語です。
一般的にはお盆の時期に行われます。

“餓鬼”は水難事故などで供養してくれる人が無く、無縁仏となった魂が地獄に落ちてなると言う鬼のことで、この餓鬼に祈りや供え物をして供養を行うことが『施餓鬼』と言われています。
解釈は宗派により様々であるとされていますが、ここ千代田では、利根川や、公共水域での水難事故者のみならず、戦没者及びその他の万霊を供養するために毎年「川せがき」が行われています。

揺らめき流れる灯籠の光は、幻想的な光を水面に映し出してくれます。
さらに、利根川に向けて打ち上げられる水上花火と打ち上げ花火はこの夏の夜を満喫させてくれることでしょう。

基本情報

開催日 2021年8月18日(日)
開催時間 午後7時~午後8時40分
開催場所 千代田町赤岩利根川河畔
打ち上げ数 約5000発
例年の人出 約4万5000人
アクセス 東北自動車道館林ICから車で約25分
北関東道太田桐生ICから車で約30分
駐車場 有り
お問合せ 0276-86-2111
千代田の祭川せがき実施委員会

駐車場や当日の混雑状況

千代田町は、利根川をはさみ埼玉県との県境にあります。
都心からも1時間弱程でアクセスできる場所ですが、電車は通ってないので西小泉駅から千代田町役場まで路線バスを使用するか、タクシーとなります。

車で行かれる場合は、各所に無料の駐車場が開放されています。

場所 会場までの距離 アクセス時間
西小学校
千代田町赤岩1755
1.4km 徒歩約21分
千代田町役場
千代田町赤岩1895-1
1.5km 徒歩約23分
千代田中学校
千代田町赤岩1920
1.5km 徒歩約23分
西保育園・西幼稚園
千代田町赤岩2119-6
1.7km 徒歩約26分
保健センター
千代田町赤岩1705-1
1.3km 徒歩約20分
あんしんケア東
千代田町赤岩656-2
0.8km 徒歩約12分
農協倉庫
千代田町舞木51-49
0.8km 徒歩約12分
河川敷駐車場
※PM10時閉鎖
0.3km 徒歩約5分

私が前回行った時は、河川敷は混み合うことが予想できるので小学校へ駐車することにしました。
6時半頃で2~3割程の車が駐車していました。
小さなお子さん連れの場合は、距離があり大変かと思われますが河川敷での開催で、段差もありますので抱っこ紐で行かれることをおすすめします。
また、夏場の抱っこ紐なので暑さ対策を忘れずにしてあげましょうね。

押さえておきたいポイント

お祭りと言えば気になるのは屋台ですよね。
駐車場からしばらく歩いて土手が見えてくると辺り一帯に屋台が立ち並んでいるのが見えます。
やきそばや、たこ焼きなど屋台のグルメは一通り見て取ることができるでしょう。

また、ここで沢山の灯篭を見ることができます。
暗がりのなか優しく光る灯篭は、幻想的な雰囲気を醸し出してくれます。

お祭りですから、にぎやかで混雑も楽しみたいものです。
しかし、やはり混雑は嫌という方は河川敷が広いので少し離れて見ることも出来ます。
また、利根川をはさんだ反対側の埼玉方面から観賞することも出来るのです。

あなたも、楽しめるポイントを見つけられると良いですね。

気になる花火

他の花火大会とは、打ち上げ場所などが違うのでしょうか。
千代田の花火は、平面では無く立体的な奥行きを感じることができます。
とても、美しい花火ですのでぜひ足を運んでみると良いですよ!

気になる演目は

ここ千代田の祭りは、川せがきですので僧侶の読経と燈籠流しはもちろんのこと、その他、民踊流し・芸能発表なども行われます。
また、花火は2部構成となっていて、途中で灯篭流しが行われます。
利根川に向けて打ち上げられる打上げ花火と灯篭のコントラストが夏の夜を彩ります。

時間 内容 会場
PM5:00~ 町内小学生デザインの燈ろう設置 利根川河川敷階段
サマーコンサート 舞台
PM6:00~ 民踊流し(文化協会) 利根川河川敷
PM6:20~ 第1部芸能発表(キッズダンス等) 舞台
PM7:00~ 打上花火 利根川河川敷
PM7:20~ メッセージ花火 利根川河川敷
PM7:40~ 僧侶による読経、燈ろう流し 読経所・ 利根川
PM8:00~ 第2部芸能発表(八木節・民踊等) 舞台
打上げ花火、スターマイン、水中スターマイン 利根川河川敷
PM8:30~ ミュージック花火、フィナーレ 利根川河川敷

まとめ

  • 千代田の祭 川せがきは、利根川や、公共水域での水難事故者や、戦没者及びその他の万霊を供養するために毎年行われています。
  • 千代田町までは、電車は通ってないので西小泉駅から千代田町役場まで路線バスを使用するか、タクシーとなります。
  • 当日は、車で行かれる場合は無料の駐車場が各所で開放されています。
  • 利根川をはさんだ反対側の埼玉方面から観賞することも出来るので穴場です。

今回は、千代田の祭り 川せがきについてご紹介しました。
利根川に浮かぶ灯篭の優美さとダイナミックな花火を楽しみましょう。

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