2022年 湯西川温泉でかまくら祭り 日本夜景遺産を見に行こう!イベント情報

イベント

湯西川で開催される「かまくら祭」は、日本夜景遺産「歴史文化夜景遺産」に認定されるイベントです。
雪寒い中、かまくらに灯る灯りが温かさを感じさせてくれます。今回は、そんな湯西川温泉のかまくら祭についてご紹介します。

湯西川温泉 かまくら祭り

湯西川温泉街では、例年1月下旬から3月上旬頃まで「かまくら祭」が開催されます。
日本夜景遺産「歴史文は化夜景遺産」に認定されているイベントだけあって見どころ満載です。

会場は6か所

かまくら祭りはそれぞれの会場でイベントが行われます。

  • メイン会場の平家の里
  • 湯西川水の郷スノーパーク
  • 沢口河川敷ミニかまくら会場

期間中は雪遊びやそり遊びなど子供たちが楽しめるイベント満載です。

夜になると、河川敷に並ぶミニかまくらにローソクの火が灯されます。
この幻想的な光景見たさに、多くの観光客が訪れます。

ミニかまくら

「ミニかまくら」は、2004年から始まったイベントで、ボランティアによって作られています。
サイズは、30cmから40cm程。

当初は200個程の「ミニかまくら」でしたが、年々増して今では1,500個以上を超える程にまでなっています。
同時に認知度も増し、この時期に訪れるという方も年々増加してきました。

それぞれの会場のイベント情報

メイン会場の平家の里

その昔湯西川では、平家と源氏が壇ノ浦で戦い、落ち延びた平家の一門が逃れ、この地に身を隠して生活を始めたそうです。
この地は、そんな秘話や伝説が様々残っていて「平家の里」は伝説やその頃の生活などを広く後世に継承していこうと建てられた場所です。

平家落人が生活していた茅葺き屋根の住宅が復元されたり、それぞれの建物自体が展示館となっているので、体感しながら平家の歴史を学ぶことができるのが特徴です。

特に、かまくら祭りのイベントの際には、茅葺き屋根の家の周辺に大きなかまくらが立ち並び、お食事処で購入した食事をかまくらの中でいただくことも出来ます。(1000円以上ご購入した場合のみの利用となるそうです。)
予約の必要は無いそうなので、かまくらを利用する場合は早めに行かれると良いですね。

平家の里 お食事処メニュー
  • 味噌田楽
  • 栃餅
  • おしるこ(栃餅入り)
  • そばがき
  • ドリンク類
等が用意されています。
特に、栃餅はこの地域の名物となっており、自慢の逸品だそうです。

平家の里でも、ミニかまくらが登場し、鑑賞することができます。
おすすめの「沢口河川敷ミニかまくら会場」がお休みの日でも「平家の里メイン会場」でミニかまくらを鑑賞することが出来ます。

夜間にはライトアップもされます。
1月下旬~3月上旬までの17:30~21:00点灯

住所 〒321-2601
栃木県日光市湯西川1042
開催期間 1月下旬~3月上旬まで
時間 AM9:00~PM21:00
正門は16:00~17:00まで閉門されます。
「1日利用券」をお持ちですと、くぐり戸から自由に出入りできます。
料金 ●一日利用券(9時~21時)
大人:510円 子供:250円
●ナイトチケット(17時~21時)
大人:300円 子供:200円
予約受付 TEL:0288-25-5311
アクセス 〇車でのアクセス
道の駅湯西川から約25分
〇公共交通機関でのアクセス

野岩鉄道会津鬼怒川線湯西川温泉駅から日光交通湯西川温泉行きバスで約30分本家伴久萬久旅館前下車、徒歩5分
お問合せ TEL:0288-98-0126
FAX:0288-98-0568

湯西川水の郷スノーパーク

水の郷は、2011年7月にオープンした観光施設。
お食事処や、おみやげ屋がありイメージは道の駅。

そんな施設の敷地内でスノーパークが開催されます。
長い雪のすべり台でそり滑りをしたり、大きなかまくらで遊んだりと雪深いこの地域ならではの遊びが楽しめます。

温泉施設

水の郷では、源泉かけ流しの温泉施設も併設されているので、遊び終わったら温かい温泉に浸かって温まることができます。
泉質は、アルカリ性(p.H9.5)の単純温泉(たんじゅんおんせん)です。

単純温泉は、無色透明で刺激が少ないので肌にも優しく、高齢者やお子さんも安心して入ることが出来ますね。
アルカリ性なので、お湯は「ぬるぬる」とした感触がありますが、温泉から出た後は肌のすべすべ感に驚くことでしょう。

無料の足湯もありますが、寒い時期ですので温泉に入って行かれ方が良いのかなと思います。
ちなみに、スノーパーク入場料金には入浴料も含まれているのでぜひ活用したいですね。

大吊り橋

見逃してはいけないのは、2011年10月に出来た「大吊り橋」です。
長さ約100メートル。幅は150センチ程です。
一面白銀の世界に迫力ある大吊り橋は見ものですよ。

ぜひ、渡って橋の下を流れる清流湯西川との景色を楽しんでくださいね。

住所 〒321-2601
栃木県日光市湯西川473-1
開催期間 1月下旬~3月上旬まで
時間 10:00~15:00(最終受付14:00)
※温泉利用時間10:00~19:00
入場料
  • 大人:1000円
  • 子供:500円

そり遊び、入浴代付きとなります。

アクセス 公共交通機関の場合
東武鉄道鬼怒川線 直通 会津野岩会津鬼怒川線「湯西川温泉駅」下車、日光交通ダイヤルバスで「湯西川温泉駅」から「湯西川水の郷」まで約20分
車でのアクセス
東北自動車道「宇都宮IC」から日光宇都宮道路「大沢IC」を降り、国道121号線を鬼怒川・会津方面へ70分。五十里湖から県道249号線へ
お問合せ TEL 0288-98-0260

沢口河川敷ミニかまくら会場

こちらの会場のミニかまくらは、「日本夜景遺産」に認定され、「死ぬまでに一度は見たい絶景」にも選ばれています。辺り一面、神秘的な灯りが灯されていてその景色は圧巻です。
とてもロマンチックで幻想的な風景が楽しめます。

開催期間 1月下旬~3月上旬まで
点灯時間 17:30~21:00
お休み 水曜日、木曜日

アクセス・注意点

湯西川へは、東北自動車道宇都宮ICから、日光宇都宮道路に接続します。
そこから、今市ICで降ります。
その後、国道121号・県道249号経由で約1時間ちょっとで着きます。

お車で行かれる際には十分注意しましょう。雪が多い日は除雪車が出動していますが、雪を全て取り除くことはできません。
スタッドレスタイヤかチェーンは必ず用意して行きましょう。
雪があまり降らない地域の方ですと、わざわざスタッドレスタイヤを購入するのは躊躇してしまいますよね。
最近は、非金属のチェーンでジャッキアップしなくても取り外しできるものが販売されています。

比較的装着しやすいのでおすすめです。

 

普段、雪道など乗り慣れていないという場合などは無理をせずに公共の交通期間を利用されると良いですよ。

おすすめは特急リバティ

浅草から湯西川温泉駅まで1本で行けるのでとても楽ちんです。

2017年より運行が開始となった新型車両 “特急リバティ”
驚きなのは、浅草から会津までもが乗り換え無しの1本で行くことが出来るんです。
そして、人気の温泉街の鬼怒川や川治温泉へも乗り換え無く行くことができます。

浅草から湯西川温泉までは2時間半ですが、その間も美しい景色を楽しむことも出来ますし、驚きなのは無料のWi-Fiが完備されていて、各座席にコンセントまでもが設置されているので飽きることなく過ごせますね。
車内販売が無い車両もあるそうなので事前に購入しておくと良いですよ。

服装について

冬の湯西川を訪れる際には、服装に注意しましょう!
私自身、雪深い地域に住んでいるわけでは無いのでつい軽微な服装で出てしまいがちです。

しかし、この地域の冬は雪も積もります。
天候によっては昼と夜の寒暖差もあり、道路が凍ってつるんっとしてしまう恐れもあります。
ですので、足元はできれば靴底が荒いもので行かれることをおすすめします。
スノーブーツなど、あれば良いですね。

雪が降らない地域にいるとなかなか持っていないものですよね。
最近では、安価なスノーブーツも販売されているので一つ持っていれば、あまり雪の降らない地域に住まれていても突然の大雪で慌てることもないですね。もちろん普段使いでも足元あったかで必需品になってしまいます。

 

お出かけチェック
出発前に服装のチェックをしましょう!
  • 上着(ダウンなど)
  • 帽子
  • マフラー
  • 手袋
  • スノーブーツ
  • カイロ

そり遊びなど滑り台をする際の服装

そり遊びや、滑り台など雪遊びをする場合には、スノーパンツなどを用意されることをおすすめします。
忘れがちですが、やはり雪ですからびしょびしょに濡れてしまいます。

お子さんは、下着類も含め着替えを何枚か持って行った方が良いでしょう。
大人も温泉もあるので、持っていくと良いですね。

まとめ

  • 湯西川温泉街では、例年1月下旬から3月上旬頃まで「かまくら祭」が開催されます。
  • メイン会場の平家の里では大きなかまくらや、プチかまくらを楽しむことが出来ます。
  • 湯西川水の郷スノーパークでは、長い雪のすべり台でそり滑りをしたり、大きなかまくらで遊んだりでき、その後は水の郷の温泉を楽しむこともできます。
  • 沢口河川敷ミニかまくら会場の「ミニかまくら」は日本夜景遺産に認定されていますのでとても見応えあります。
  • 土日祝日は、混雑を覚悟で雪対策は万全にして出かけましょう。

今回は、湯西川の冬の大イベント「かまくら祭り」についてご紹介しました。
年間通して楽しめる場所ですが、冬季は特に日本夜景遺産「歴史文化夜景遺産」に認定されるこの祭りは、ぜひ間近で鑑賞したいですよね。

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