川崎大師の初詣 基本情報・混雑・交通規制・見逃せないスポットや仲見世通りのおすすめお土産品をご紹介

スポット

関東厄除け三大師の一つ川崎大師。

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初詣といえば川崎大師といわれるほど、毎年300万人もの参拝者でにぎわいを見せています。
今回は、川崎大師の初詣についてご紹介します。

川崎大師とは

その昔、崇徳天皇の時代に、平間兼乗(ひらまかねのり)という武士が、無実の罪によって国を追われ、諸国を流浪し歩き、ようやくこの川崎の地に住みつきました。

漁猟をし、貧しい暮らしをしていましたが、兼乗(かねのり)は深く仏法に信仰をいだき、とくに弘法大師を崇信していました。
42歳の厄年ということもあり、わが身の不運な回り合せをかえりみ、日夜厄除けの祈願をつづけていました。

ある日、兼乗(かねのり)は夢のお告げによって、海に出て、光り輝いている場所に網を投じると、大師の尊いお像が引き揚げられました。
兼乗(かねのり)は、ありがたくこのお像を浄めて、草庵を結び、供養を怠りませんでした。

その頃、高野山の尊賢(そんけん)上人が諸国に出かけ人々へと教えを説く中、たまたま兼乗(かねのり)のもとに立ち寄られました。
その際に尊いお像や、これにまつわる兼乗(かねのり)の話に感泣して、兼乗(かねのり)と力を合わせ、ここ川崎に、一寺を建立(1128年)しました。
そして、兼乗(かねのり)の姓・平間から平間寺(へいけんじ)とし、御本尊を厄除弘法大師と称し、たてまつりました。

それからというもの、地域庶民からも信仰が大変篤く、親しみやすい「川崎大師」の名で呼ばれ続けているそうです。

基本情報・アクセス

住所 〒210-8521
川崎市川崎区大師町4-48
お問合せ先 TEL 044-266-3420
FAX 044-277-8163(寺務所)
FAX 044-277-8173(信徒部)
開扉時間 平常時(2月1日~12月30日)の大本堂開扉時間
  • 5:30~18:00(4月~9月)
  • 6:00~17:30
    但し21日は5:30~17:30(10月~3月)
アクセス
  • 公共交通機関のアクセス
    京急川崎駅より大師線に乗り換え「川崎大師駅」から徒歩8分
    JR川崎駅東口バス乗り場7番・川崎鶴見臨港バス[川23系統]大師行き。「大師バス停」下車、徒歩8分。
  • 車でのアクセス
    首都高速・横羽線、大師出口から約5分。
    大師出口下りてすぐの「大師河原」交差点を右折。
    首都高速・川崎線、大師出口から約1分。
    大師出口下りてすぐの信号を右折。
駐車場 無料駐車場有り。
(普通乗用車700台、大型バス40台)

駐車場について

自動車交通安全祈祷殿に隣接した専用駐車場があります。
駐車は無料となっており、約700台が収容可能となっています。

川崎大師までは、駐車場から徒歩となります。

年末年始の交通規制について

川崎大師は、初詣の参拝者数が全国でもトップクラスの大変人気の寺院です。
お正月期間は周辺の交通規制がかかる程、道路が混雑します。

そのため、出来るだけ公共の交通機関を利用されることをおすすめします。

交通規制時間

  • 12月31日午後10時から1月1日の午後7時まで
  • 1月2、3日午前10時から午後7時まで

お正月期間(1月1日~1月31日)の開扉時間

12/31~1/1 6時00分~20時30分
1月2日 6時00分~19時30分
1月3日 6時00分~19時30分
1/4~1/7 6時00分~18時30分
日曜・祝日 6時00分~18時30分
1月20日 6時00分~21時00分
1月21日 5時30分~18時30分
その他の日 6時00分~18時00分

12月31日は、翌日1日の20時30分まで夜通し受付が行われます。

年末年始の混雑状況

川崎大師は、都心からもアクセスが良く、駅からも降りてすぐというところも人気の秘訣なのでしょう。
多くの人が訪れるということはご利益があるのではと期待したり、何となく皆が行くからと付いて行ったり・・・

さて、そんな川崎大師の年末年始の混雑状況を解説していきます。

12月31日の23時頃まで

この時間帯は、まだ多くの方の参拝スイッチが入っていないようで意外と穴場です。
もし、新年を迎えるカウントダウン後すぐに初詣をしたいという場合には、22時頃から並ぶと丁度0時頃には参拝が出来るかと思われます。

1月1日(元旦)0時~3時

ゆく年くる年が始まり、中継も川崎大師であったりすると参拝スイッチが一機に加速するのではないでしょうか。
この時間帯が一番のピークを迎えます。
かなりの人でごった返しますので、この時間帯に行かれるという方は十分に注意しましょうね。

また、長時間寒い中並ぶのでトイレなども困ったり・・・

防寒対策はしっかりして行きましょう!

1月1日(元旦)3時~8時

元旦でも、早朝は混雑なく参拝することができます。
ゆく年くる年後の参拝熱が引いた時間帯ですね。

この日は少し早起きして行かれると良いかもしれないですね。

1月1日(元旦)9時~16時

この時間帯もピークと言える時間帯ですね。
多くの人が動き出す時間帯ですからね・・・

夜間とは違い、家族や親せき、大勢での参拝が多く感じられるかと思います。
参拝までも3時間程待つのを覚悟しましょう。

1月1日(元旦)16時~

元旦は、最初に参拝をしてから初売りへ出掛けたりと言うこともありこの時間帯から徐々に空いてきます。
元旦くらいは寝坊したいという方は、早朝ではなく夕方から参拝に向かわれるのも良いですね。

1月2日~7日頃

この時期に関しても、混雑があります。
ただ元旦同様、早朝・夕方は徐々に緩和されてきますので、その時間帯を狙っていかれるのもいいですね。

1月の日曜・祝日

1月の日曜・祝日は、第一週に比べると落ち着いてはいますがまだまだ混雑します。
混雑を避けたい方は、早朝・夕方に行かれると良いでしょう。

その他の1月中の参拝

1月中は元旦が一番のピークとなり、2日~7日の第一週、日曜・祝日には混雑します。
その他の日であれば1時間程で参拝することが出来ますので、寒い中待つ自信の無いという方には、この時期に訪れるのも良いですね。

川崎大師でのお参り

大山門(だいさんもん)

川崎大師の本堂に入る前にある大きな門がここです。
俗世と聖域との境界線となっている総門。

京都東寺の四天王像を模刻し安置。
東西南北を守っています。

お水屋

大山門と大本堂を結ぶ参道の右側にあります。
お参りの際には、まず水屋にて身を清め参拝しましょう。

大本堂

大本堂にてお護摩が修行され、世界平和、国家安穏、信徒安全が祈願されています。
この修行を見るだけでもパワーを貰えた気がしてきます。

献香所(けんこうじょ)

炊かれている煙を身体の痛い部分や、具合の悪い所にあてると良くなるとよく言われますね。
やはり、学生さんですと頭に当てたりしていますね。
懐かしいものです。

薬師堂(やくしどう)

境内の左奥の方へと進むと見えて来るインド風?の造りに驚く方も多いのでは。

中へと進むと金色に輝く薬師如来像。
とても強いご利益があり、撫でることで健康になったり、具合の悪い人がたちまちに元気になるのだとか。

川崎大師に行かれた際にはこちらにもぜひ立ち寄られると良いですよ。

元旦願置護摩を予約

川崎大師では、厄除に絶大な効果があるとされる「護摩(ごま)」を焚いてもらうことができます。
そして、「元旦願置護摩」は、年明け最初の祈祷、元旦午前0時のお護摩札を、事前に予約しておくと授かることができます。

効果絶大の護摩ですが、年明け最初に祈祷してもらえるなんてぜひお願いしたいものですね。
このお護摩札には朱書きで「元旦修行」の文字が入っているそうです。

「護摩(ごま)」は、密教の祈祷で仏の智慧の火を以て煩悩(苦の根元)を焼きつくすことを表します。

事前申し込み方法

申込期間 11月21日から12月30日まで
受け取り期間 元日から1月31日まで
申込方法 川崎大師内のお護摩受付所にある専用の申し込み用紙にてお申込み
お問合せ先 大本山川崎大師平間寺 信徒部第一信徒課
TEL:044(266)3420 (代表)

お護摩札の郵送による申し込み

遠方にお住まいであったり、小さなお子さんがいてなかなか参拝に行かれないなどありますよね。
そんな時には、郵送による受付も行われています。

その際には現金書留による手紙申込となります。
申込は、元日ご祈祷と通常の2種類があります。

元日ご祈祷のお護摩札には特別に「元旦修行」の朱文字が入っています。
お申込みされる時期なども合わせて申し込む必要があります。

郵送によるお申込みはこちらから

屋台の出店について

参拝もですが、やはり寒さを凌ぐ出店があるとホッとしますよね。
川崎大師駅から、川崎大師への参道沿いなど多数の屋台が軒を連ねます。

元旦は深夜まで営業されるお店が多く、とても混雑します。
2日~5日位までは日中のみの営業となりますがそれでも多くの出店があります。

徐々に店数は減ってはいきますが1月中はまだまだ出店があります。

屋台は、我が家の息子達が大好きなベビーカステラやチョコバナナなどが並んでいるのでなかなか離れられなそうです。

仲見世通り

屋台もですが、川崎大師目の前の仲見世通りも見逃せません。
「厄除け」にまつわる商品を並べている商店街です。

運を呼び込むユニークなおみやげとして参拝後に購入して行く方が多いそうです。
そんなお土産品を少し紹介します。

厄除けダルマサブレ

仙台屋総本店さんで販売されている『ダルマサブレ』
プレーンと黒糖の2種類があります。
川崎大師に納めるオリジナルの商品です。

似た商品の販売が別の店舗にもあるそうですが、仙台屋総本店さんのものが川崎大師お墨付きのものだそうです。
だるまの形をしたサブレで、見た目のインパクトもありますが、「だるまは、七転び八起き、不屈の精神の象徴」とされ縁起物のお菓子として購入される方も多いそうです。

だるませんべい

川崎大師の名物だるませんべいは、津田屋さんで販売されています。
だるませんべいのサイズは6種類から選べます。
特大のサイズは何と30cmとビックリサイズです。

気になる味ですが、おいしいお米と特製のお醤油を使って、一枚一枚丹念に焼き上げているので風味豊かなパリッとした食感のおせんべいが味わえます。

川崎大師の名物 久寿餅

川崎大師のお土産の定番と言ったら久寿餅。
久寿餅と言えば住吉屋総本店さんと言われる程。

久寿餅の販売の元祖と言われるお店です。
関西の葛餅とは異なり、小麦粉を発酵させて作ります。

添加物・保存料・着色料等は一切使用していない久寿餅は自然の美味しさを惜しげもなく堪能できます。

とんとこ飴

川崎大師仲見世通り「松屋総本店」さんの『とんとこ飴』は名物ですね!
老舗中の老舗の飴屋さんで、常時40種類ほどの飴が並んでいます。

祝日やお正月の日には、長く伸ばした飴を包丁で「とんとことんとこ」と軽快に切る『とんとこ飴切り』の実演が行われています。
打楽器の様なリズミカルな演奏から、『とんとこ飴』と呼ばれ日本の音風景百選にも選ばれています。

まとめ

いかがでしたか。
今回は、川崎大師の初詣についてご紹介しました。
お正月中は大変混雑をします。

小さなお子さん連れの場合は元旦から三が日は大変混雑しますので避けるか、時間帯を見て行かれると良いでしょう。
川崎大師では、授乳室も完備されていますので赤ちゃん連れでも安心です。
ただ、お正月中は混み合い厄除けに長時間並ばなければならないので赤ちゃんには辛いかもしれません。
混み合う日や、時間帯を避けてゆっくり楽しまれると良いでしょう。

仲見世通りも風情があり、とても楽しいスポットですのでお参り帰りにお土産を買いに行かれるのも良いですよ。

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