足利厄除け大師 龍泉寺で初詣 基本情報・近隣の混雑状況についてご紹介 龍泉寺に美術館も併設!

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あなたは、初詣はどこへ行きますか?関東であれば川崎大師や佐野厄除け大師などに行かれたり。

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ただ、どちらも有名で大変な混雑がありますよね。

佐野厄除け大師のお隣の足利市には足利厄除け大師 龍泉寺があります。
足利近辺に住まわれている方は、CMやメディアに踊らされまいと、こちらの足利厄除け大師へと参拝に行かれる方も。

関東の三大師として佐野厄除け大師は知られていますが、こちらの足利厄除け大師も関東の三大師に数えられる説もあるのだとか。
今回は、そんな足利厄除け大師の初詣についてご紹介していきたいと思います。

足利厄除け大師の歴史

今から800年以上前、現在の和歌山県に位置する場所に叡海(えいかい)という僧侶がいました。
ある日の夜、夢に見知らぬ人が現れ、「私と共に日本60余州を巡る旅に出て、66部の経典を各霊場に納めなさい。そして、あなたの骨を埋める土地が見つかったならば、そこに私を奉りなさい。私は、あなたで、あなたは私。」とお告げを残し消えたそうです。

叡海(えいかい)はその夢があまりにも鮮明であったことから頭から離れず、全国の霊場を巡礼する旅に出る決意をしました。

叡海(えいかい)は歩き続けるとやがて現在の足利の地に辿り着きました。
足利の地で休憩をしてから、また出発をしようとすると笈(おい)が何故かずしんと重くどうやっても動かないのです。

笈(おい)とは
一般的に修行や巡礼をするときに、仏像をはじめ、お香やお供物、経文、お札など、修行に必要なものを納めて背負う、つづら型の箱のことを言います。

このことに、叡海(えいかい)はまた夢のお告げを思い出し、この地が骨を埋める土地だと確信し、小さな家を建て笈(おい)に入れ運んできた尊像を安置しました。
そして、この地を熊野権現(くまのごんげん)と名付けました。
それからというものの、多くの方々からの信仰を集めました。

叡海(えいかい)が亡き後も、1568年に『福聚山心性教院立泉寺(ふくじゅざんしんしょうきょういんりっせんじ)』の寺号がつき、明治時代に入ると『龍泉寺』へと改名されました。

叡海(えいかい)は、慈恵大師(元山大師)の孫弟子であったため、その御霊を比叡山から移し祀りました。
元三大師を祀る寺院を厄除け大師とも呼ばれ、このことが足利厄除け大師のはじまりとなったのです。

参拝について

足利厄除け大師では、厄除け・方位除け、その他様々な祈願を行ってます。
また、大切な家族でもあるペットの供養もされてます。

祈願札 5,000円 10,000円
交通安全祈願
(お札一式)
2,000円
招福塔 5,000円 10,000円 30,000円
長寿健康祈願
(お札)
3,000円
学業成就祈願
(絵馬)
1,500円

厄除け護摩の申し込みは一年中行われています。

足利厄除け大師大祭

元旦から2日、3日には足利厄除け大師大祭が開催されます。
この期間にも「厄除祈願護摩」を行い、新年の厄払いをしています。

福授け縁起ガラマキ

足利厄除大師の名物ガラマキとは、2mはありそうな壇上から、住職さんや、福男・福女(福を授ける人たち)総勢20名がカラーボールを投げます。
ボールには、 松・竹・梅と3種類が記載されています。

そのボールを拾った人が交換所で品物と交換するという、縁起物拾いです。

開催日・時間

  • 1月2日 午後1時
  • 1月3日 午前11時、午後3時

ダルマ市

「七転び八起き」の精神を持ったダルマのように、たとえ苦しいときにも困難と向き合い、立ち上がり「勝運」を掴みましょう!

  • 1月2日 午前9時~午後5時
  • 1月3日 午前9時~午後5時

美術館が併設されている

龍泉寺では、美術館が併設されています。
美術館と言っても、限られた空間を美術館へと改装して展示がされているもので、とても近くで作品を楽しむことができます。

それにしても出品作家は素晴らしいもので、横山大観棟方志功伊藤若冲に至るまで幅広い品揃えとなっています。

古くから、お寺は地域における「文化の発信地」の役割を果たしてきた故に、多くの方々のやすらぎの空間として開放しています。
また、茶室「華照庵」も併設され、お茶会なども行われています。

厄除けの際には、こちらにも立ち寄り、美術に触れてみてはいかがでしょうか。

開館時間:10時00分~16時00分
休館日:月曜日

基本情報

住所 〒326-0044
栃木県足利市助戸1-652
お問合せ TEL:0284-41-5685
アクセス
  • 車でのアクセス
    東北自動車道 岩舟JCTより北関東自動車道へ接続 足利ICより 約10分
    東北自動車道佐野・藤岡ICより約30分
  • 電車でのアクセス
    JR両毛線 足利駅下車タクシーにて約5分
    東武伊勢崎線 足利市駅下車 タクシーにて約10分
駐車場 無料駐車場有り

初詣の駐車場について

駐車場は山門前にあるので、普段の日はそちらを利用すると良いですよ。
初詣の「足利厄除大師大祭」の時は、とても混雑するため、『足利厄除大師専用大駐車場』を設けているのでそちらを利用しましょう。

足利厄除け大師公式ページより

初詣の混雑について

足利厄除け大師では、初詣の「足利厄除大師大祭」際には、大変混雑します。
イベント開催時は、混雑がピークとなります。

イベント外の時間帯であれば比較的人出も減って来ますので、混雑を避けて参拝をされたいという方は時間外を目安に行かれると良いかと思います。
ただ、この時期は目の前のとりせんでの初売りや、足利ではわりと何でも揃ってしまうアシコタウンが近くにあるため、近隣は初売りで大変な混雑があります。

お車で行かれる場合には、佐野藤岡ICで降りるとすぐに渋滞に捕まります。
高速を降りるとアウトレットがあり、毎年初売りでかなりの渋滞となります。
佐野市内に入ると、佐野厄除け大師の初詣渋滞があります。

おすすめとしては、北関東自動車道・足利ICで降りて行かれると良いですよ。

まとめ

  • その昔、叡海(えいかい)という僧侶が夢のお告げによって全国の霊場を巡礼する旅に出る決意をし、足利の地に辿り着いた際に「この地が骨を埋める土地」だと確信し、小さな家を建て笈(おい)に入れ運んできた尊像を安置したのが足利厄除け大師の始まりでした。
  • 厄除け大師では、厄除け護摩の申し込みは一年中行われています。
  • 元旦から2日、3日には足利厄除け大師大祭が開催されます。
  • お正月の2日、3日には福授け縁起ガラマキが開催され、壇上からカラーボールが投げられ拾った人が品物と交換できます。
  • 2日、3日で、新春のダルマ市が開催されます。
  • お寺の一角を美術館として開放されています。龍泉寺の御朱印帳にもある伊藤若冲の作品などが展示されています。
  • 駐車場は山門前にあり、普段はそちらを利用すると良いですよ。初詣などの際には近所に”足利厄除大師専用大駐車場”を設けているのでそちらを利用しましょう。
  • 初詣の時期には、市内も混雑が予想されますので早めの行動を心掛けて行かれると良いですよ。

いかがでしたか?
関東には、まだまだ素晴らしい寺院があります。
足利厄除け大師も、歴史のある素晴らしいお寺です。

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