子供の誤飲 いつから注意が必要?もしも誤飲をしてしまったときの対処方法

育児

当時パパが長男のおむつを替えをしていたときのことです。
絶叫して何事かと思い行ってみると息子のおむつの中に鉄のような金属のかたまりがあり、何かを飲み込んでいたようでした・・・

その後も次男がバッグの中に入っていた乾燥剤で遊ぶ姿が・・・誤飲しているかもなど
何でも口に運んでしまう子供には気を付けなければなりません。

今回は子供の誤飲について調べたことや受診した時のことをご紹介します。

子供の誤飲はいつから注意が必要か

好奇心が旺盛な赤ちゃんは手でものを掴むことが出来るようになると、口に入れて試してみたくなります。
だいたい5ヶ月頃から5歳くらいまでは注意が必要です。

5ヶ月頃から

物を掴む力が強くなり、腰などもしっかりして、だんだんとお座りが出来るようになってきます。
すると、視野が広がり様々なものに興味を持つようになり、何でも口に入れてみたくなります。

7ヶ月頃から8ヶ月頃

ずりばいやハイハイが始まりこれまで以上に行動範囲が広がり、誤飲による事故が増えてきます。

6ヶ月健診頃には

保健師さんからも誤飲の事故に注意するよう指導を受けます。

実際に誤飲した

長男6ヶ月頃

それまでとは行動範囲が変わり今までは手の届く範囲を注意すれば良かったものも遠くに置いたはずの本や、ティッシュボックスを見つけては口の中に入れて食べていたなんてことがよくありました。

長男10ヶ月頃

歯が生え始めてむずがゆくもなるのか赤ちゃん用のマットをかみかみすることも多かったです。

1歳頃

1歳位になると何でも口に入れるということは少なくなりますが、外で歩くようになり今度は砂や草花、石などが珍しく感じるようで、それらを口に入れようとしていました。

 

友人の子供が1歳位の時にねじのようなものを口に入れていたので、びっくりして病院を受診しました。そこで医師にこの年齢位の時にはよくあることで、特に多いのは石を食べて受診することが多いと言われたそうです。

 

子供が誤飲した時の対処方法

子供が誤飲をしたときはどのように対処したら良いのか慌ててしまいますが、誤飲したものによって対処方法は違います。慌てず落ち着いて対処しましょう。



■ティッシュ・紙

もし誤飲してしまったとしても、便と一緒に排泄されるので問題はありません
量が多い場合は、お腹を壊したり、吐いてしまうこともあるのでお子さんの状態を見て症状がひどい場合には、病院を受診しましょう。

赤ちゃんは何故かティッシュや紙が大好きですよね

■医薬品・医薬部外品

厚生労働省の2013年の報告書によると薬の誤飲がタバコの誤飲を抜いて1位に。
大人が飲んでいるのを見て食べ物と思い誤飲してしまうことがあるそうです。

もし、薬を誤飲してしまったら薬により危険度は違いますが、まずはのどの奥を刺激して、吐かせるようにします。
吐かない場合は水や牛乳を飲ませて、飲んだ薬を持って病院を受診しましょう。
とくに精神安定剤、降圧剤、強心剤などは赤ちゃんには危険なものです。

かぜ薬も、含まれている成分によっては低体温や、肝臓などの臓器に 傷害を起こすことがあります。

すぐにかかりつけ医に相談できる環境にしておくと良いですね。

■たばこ

最近では禁煙の風潮が主流になってきたとは言え今でもタバコの誤飲が多いそうです。
たばこを吸う家庭では注意が必要ですが、吸わない家庭でも落ちているタバコを食べてしまったというケースで病院を受診されることもあるそうです。

  • 2cm以上飲み込んでしまった時は、すぐに病院を受診します。
  • 2cm未満であれば、お家で様子をみましょう。

応急処置方法は、口の中のタバコの葉を取り除いて、吐かせます。
消化管中で吸収されないように、水や牛乳は飲ませないようにします。

2cm未満であっても顔色が悪くなったり吐いたりした場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
ニコチンが吸収されると、30分ほどで嘔吐や腹痛、めまいを訴え、けいれんを起こしたりします。
その際は、どの程度の量を食べたり飲んだりしたか、どのくらいの時間が経過しているかを医師に伝えられるようにしましょう。

■電池

危険度が高いのがボタン電池です。
電池は小さくて飲み込んでしまいやすいので、小さなお子さんは特に注意が必要です。
アルカリ電池は食道や胃に穴を空けてしまうこともあります。

また、リチウム電池は30分程の短時間で、消化管の壁に潰瘍を作ってしまうこともあります。
特にリチウム電池は電流が流れる恐れがあり危険度は高いです。

何も飲ませず吐かせずに、すぐに病院を受診しましょう。

その際にどんな電池だったのかを医師に説明できると良いですね。同じ電池があれば持って行って説明ができると良いですね。

■画鋲などの尖ったもの

尖ったものは、のどに引っかかったり、飲み込んだ場合は、食道や胃粘膜を傷つけてしまうことがあります。
もし、飲み込んだかもしれないときは、まず口の中をのぞき取れそうな位置にあれば、指でつまみ出してもよいのですが、あまりに奥に入っていると、対処をするのは難しいです。

急いで病院を受診するか、出血したりしている場合は救急車を呼んで処置をしましょう。

■お金(コイン)

お金を誤飲してしまった場合には、のどに詰まっていたら吐かせるか、指でつまんで取り除いてあげます。
飲み込んでしまっている場合、たいていは便と一緒に出てきますが、食道で止まってしまうこともあります。
2、3日経過しても出ない時は、病院を受診しましょう。

その他少量であれば問題ないもの

  • クレヨン
  • 石鹸
  • シャンプー
  • 絵具
  • 砂・土
  • シャボン玉

※ただし、顔色が悪くなったりぐったりしているなど症状が変わった場合は医療機関を受診しましょう。

まとめ

なんでも口に入れてしまう時期はママもとても心配ですよね。

同じように悩んでいるママも多いと思います。

出来るだけ、誤飲をしないような環境作りをしてあげることが一番ですが、兄弟がいたりすると
難しかったりしますよね。

危険が大きいタバコや薬などはお子さんの手の届かない場所に保管しておきましょうね。

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