2歳の長男は、新幹線や電車が大好きで
最近は車で線路を通るだけで興奮する程
鉄道愛がすさまじいのです。
そんな長男の為に先日トロッコ列車に
乗せてあげようと、わたらせ渓谷鐵道へと
向かいました。
今日は、わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車を
ご紹介したいと思います。
Contents
わたらせ渓谷鐵道
わたらせ渓谷鐵道は、桐生駅(群馬県桐生市)~
間藤(まとう)駅(栃木県日光市)まで17駅、
44.1kmを結んでいます。
足尾銅山で産出される銅を運ぶために
足尾鐵道として敷設された鉄道で、
約100年の歴史があります。
明治44年に下新田~大間々間が開通して、
大正3年に全線が開業しました。
大正3年の全通当時には、長いトンネルを
掘ることや、長い鉄橋をかけたりする技術が
なかった為に、線路は渡良瀬川に沿って
山あいを蛇行しながら走っているのです。
開業当初に建設された鉄道施設が今でも
数多く現役で活躍していて、その文化的
価値が認められて、駅舎や橋梁・トンネルなど、
38の鉄道施設が登録有形文化財となっています。
わたらせ渓谷鐵道を走るトロッコ列車
わたらせ渓谷鐡道では、「トロッコわたらせ渓谷号」と、
「トロッコわっしー号」の2種類のトロッコ列車が
走っています。
トロッコ列車は、窓ガラスがないオープンタイプの
列車で、爽やかな風を感じながら美しい渓谷沿いの
景色を楽しむことができるのです。
車内ではアテンダントさんが列車からの見どころを
紹介してくれて、通過時にはスピードをゆるめて
走行してくれる為、より一層観光を楽しむ
ことが出来ます。
また、神戸駅~沢入駅間にある5,242mの
草木トンネル内では車内天井に設置された
青、白の12,000球のイルミネーションが天井を
彩るのも楽しみのひとつです。
整理券の購入方法と料金
トロッコ列車に乗車する際には乗車する区間の
乗車券と、整理券が必要となります。
注意しなければならないのは、整理券は列車を
指定して販売されているため、トロッコ列車を
乗り継ぐ場合は、それぞれの列車の整理券が
必要となります。
◆整理券の料金◆
・大人(中学生以上)510円
・子供(小学生)260円
未就学児は、基本的に大人一人に対して
二人までは、おんぶや抱っこをすることで
座席を使用しない場合は無料となります。
◆整理券の購入方法◆
運転日の1ヶ月前の午前11時から
下記窓口で発売となります。
・わたらせ渓谷鐵道の相老駅・大間々駅・通洞駅の各駅
・JR東日本の主な駅のみどりの窓口・びゅうプラザ(前日までの発売です)
・JTB各支店
・東武トップツアーズ各支店
・日本旅行各支店
・近畿日本ツーリスト各支店
・東武日光駅と鬼怒川温泉駅のツーリストセンター(2号・4号・6号のみ)
基本的には、窓口での販売となりますが
近くに窓口がなく購入ができない場合は
電話予約も可能となっています。
ただ、電話予約の場合は運転日の2週間前から
前日までとなります。
当日の電話予約は受け付けがありません。
電話予約の際のお問い合わせ先
大間々駅(0277-72-1117)
営業時間7時30分から17時10分
私達家族が訪れた際には予約をしなければ
ならないということが全く頭になく、
当日桐生駅に向かったのですが
途中で予約しなければならないのでは?
ということにパパが気付き、急いで電話を
してみると、桐生駅からの分は無いけれど
大間々駅からの分があるとのことでした。
ただ、当日の電話予約はできないので
大間々駅での整理券購入となるとのことでした。
満席にならないように祈りながら急いで向かい、
無事に整理券を購入することができました。
整理券を購入してから、駅構内で
座席を決めます。席が空いていれば
ある程度好きな場所を決めることが
出来るようで、私達家族はベビーカーも
あったので、ベビーカーが邪魔にならない席を
選ばせていただきました。
わたらせ渓谷鉄道のおすすめポイント
わたらせ渓谷鉄道を利用するなら
下記ポイントも押さえておきましょう!!
足尾銅山観光
足尾銅山観光は「日本一の鉱都」と呼ばれた
足尾銅山の再現を図った坑内観光です。
江戸時代から昭和まで400年近く続いた
銅山の歴史と仕組みを、時代ごとに分りやすく
紹介しています。
銅山で実際に使われていた電車や鉱石、
選 鉱所、製錬所の模型が銅資料館で見学
することができ、鋳銭座では江戸時代に
足尾で製造された一文銭「足字銭」も見る
ことができます。
営業時間 9:00~16:30
料金 大人820円、小・中学生410円
アクセス 通洞駅から徒歩約5分
水沼駅温泉センター
水沼駅構内に温泉があるという珍しい場所と
なっています。
渡良瀬川「釜が淵の河童伝説」にちなんで
名付けられた「かっぱ風呂」や、渡良瀬川の
対岸と緑が眺められる浴室があります。
営業時間 10:30~20:00
料金 大人600円 子供(3~12歳)400円
富弘美術館
事故で首から下の体の自由を失い、
口に筆をくわえて文字や絵を描いた
みどり市出身の詩画作家・星野富弘氏
の水彩画が展示されています。
透明感あふれる水彩で描かれた草花と、
素朴で美しい詩の世界から、
見る者は「生きることのすばらしさ」、
「生きる勇気」を与えられます。
営業時間 9:00~17:00
入館料 大人500円 小・中学生300円
アクセス 神戸駅からみどり市内バス「富弘美術館」下車
まとめ
トロッコに乗るだけでも渓谷沿いの
美しい景色を楽しむことができますが、
他にも、それぞれ沿線にはたくさんの見所
スポットがあるので、それぞれの駅を
乗り降りする際には、一日フリー切符の
購入をおすすめします。
桐生⇔間藤が一日中乗り放題で乗り降り
自由のお得な乗車券です。
他にも社内では、オリジナルのグッズの
購入が出来たり、駅弁の販売もあります。
・やまと豚弁当 1030円
・トロッコ弁当 930円
私たちも、お菓子やおにぎりを沢山持って
乗車したにもかかわらず、美味しそうな
お弁当に誘われて、ついつい購入して
しまいましたが、ぺろっと全部食べてしまいました!
特にやまと豚弁当には、わ鐵オリジナルの
てぬぐいが付属されているので、旅の思い出には
おすすめです。
トロッコに乗らないと見ることが出来ない
滝もあるので、この秋の紅葉シーズンには
トロッコ列車に乗って、秋の訪れを楽しむのも
良いですね!!