先日、長男と次男を連れて栃木市にある蔵の街遊覧船に乗って来ました。
静かな川の流れに揺られながら、船頭さんがこの土地の歴史や魅力を案内してくれます。
なんとカモにも詳しい船頭さん!
今回は、その時の様子をお届けしたいと思います。
蔵の街遊覧船
蔵の街遊覧船は、栃木市を流れる巴波川(うずまがわ)を周遊します。
栃木市は、江戸時代の終わり頃から昭和初期にかけて巴波川を利用して舟で物資を運んだことで物資の集散地として江戸との交易が盛んとなり発展を遂げました。蔵の街遊覧船は、その頃の水運で栄えた町の歴史を再現して運行されています。
運行情報
運航日 | 毎日 |
休日 | 年末年始、荒天時 |
営業時間 | 3月~11月 10:00~16:00(最終受付 15:50) 12月~2月 10:00~15:00(最終受付 14:50) |
天候や水量によって中止となる場合があります。
臨時休業の際はホームページでお知らせしています。
祭り期間中は運行時間が変更になる場合があります。
料金
大人(中学生以上) | 1,000円 |
小人(小学生) | 700円 |
幼児 | 無料 |
幼児は、大人1名につき1名までが無料となります。
2人目からは小人料金が掛かります。
ワンちゃんも同乗できます
ペットも1匹につき300円で同乗することが出来ます。

大事な家族ですから一緒に楽しめるのは嬉しいですよね。
ただ落ち着いていられないなどの際には、船から落ちてしまうなどの危険も考えられますので船頭さんの判断でお断わりされる場合もありますので悪しからず。
アクセス
蔵の街遊覧船へは、JR栃木駅から車で4分程、徒歩で10分程です。

我が家は車で行ったので、うずま公園の隣にある蔵の街第5駐車場を利用しました。そこからは、看板も出ているのですぐに辿り着くことができました!
実際に乗って来ました
私が長男と次男を連れて蔵の街遊覧船へ行ったのは、12月上旬でした。
到着したのは14時半過ぎ頃で、ぎりぎり最終の15時出航分に乗ることが出来ました。
駅周辺は混雑していてなかなか進まなかったりでしたが、現地はそれほどの混雑は無くすんなり受付ができました。12月ではありましたが晴れていたので寒くなく上にカーディガン1枚羽織る程度で十分な気温でした。
乗船に掛かった料金ですが、私と長男、次男の3人で大人料金一人分と、子供料金一人分の1700円でした。
子どもたちは、二人とも幼児ではありましたが、大人一人につき一人は無料ですが二人目からは子供料金が掛かかります。痛いところではありますが、安全に運行をしていただくための設定ですからね。12歳以下の子どもは、ライフジャケットがあり息子達も装着しました。
15時になると、船頭さんの指示で舟に乗り込みます。子供達がいたので最初に乗ってくださいとの指示があり、いざ舟へ足を乗せると、舟が揺れて少し焦りましたが無事に乗船できました。
船頭さんの「船が出るぞ」との掛け声のもと大きな声で「おー」とこぶしを挙げ応えていよいよ出発です。出発するとすぐにカモや鯉達が出迎えてくれます。乗船する前に購入していたエサを挙げると勢いよく食べてくれ、これには息子たちも大喜びでしたが、子供達が興奮して船から落ちてしまうのではと落ち着いていられませんでした…
乗船中は、船頭さんが栃木市の歴史などを語ってくれます。終盤に差し掛かる頃、船頭さんが栃木河岸船頭唄を歌ってくれます。
私達は、ハーアーヨイサーコラショと合いの手を入れ楽しみます。
待合所で販売しているビールを飲みながら楽しんでいる方もいて、桜の時期なども優雅に楽しめそうだなと思いました。
例年4月上旬から5月下旬頃に約1,000匹の鯉のぼりが飾られる「うずまの鯉のぼり」は、多くの人が訪れるイベントで、次回はこの時期にも訪れたいなと思いました。
テレビスポット
栃木市には、舟で運んだ食料や木材の保管庫としての蔵や、お店や住居を兼ねた見世蔵と呼ばれるものが今も街中に約200~300程残っています。
この川沿いの蔵はなんと1200坪程あるそうで、ドラマなどの撮影スポットにもなっているそうです。
綾瀬はるかさん、大沢たかおさん出演の『仁 ーJINー』でも使われたのは有名です。
とても美しい撮影スポットでした。
基本情報
住所 | 〒328-0037 栃木県栃木市倭町2-6 |
電話 | 0282-23-2003 |
ウェブサイト | http//www.k-yuransen.com/ |
まとめ
- 蔵の街遊覧船は、栃木市を流れる巴波川(うずまがわ)を周遊します。
- 運航中は、船頭さんがこの土地の歴史や魅力を案内してくれます。
- 毎日運航していますが、年末や荒天時の際にはお休みとなります。
- 臨時休業の際はホームページでお知らせしています。
- ワンちゃんも同乗できます。
- 4月上旬から5月下旬頃には、約1,000匹の鯉のぼりが飾られる「うずまの鯉のぼり」は、例年多くの人が訪れる人気のイベントです。
巴波川周辺は、お茶屋さんやカフェなどのお店がいくつかあり、散歩をしながら楽しむのも良いですね。我が家の息子達は、カモと鯉へのエサやりに終始夢中でした。公園もありとても楽しかったようです。
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