手首などの関節の瘤「ガングリオン」とは。産後や子育て女性に多い理由

病気

手首などの間接に出来る瘤。これ『ガングリオン』と言うのをご存知ですか。
エヴァンゲリオン?シンカリオン?息子の好きなアニメみたいな名前です。

私の手首にもしこりのようなものが出来てしまい悪いものではないかと不安になり慌てて病院に行きました。
今日は、同じような瘤が出来てしまったあなたにも症状など詳しい情報をお伝えしますので治療の参考にしてくださいね。

ガングリオンとは

ガングリオンは中にゼリー状の物が詰まったかたまりです。
手首などの間接部分に出来たり指の付け根部分にできやすいと言われています。

瘤の大きさ

米粒位のものから、ピンポン玉程のものになります。

痛み

大抵は痛みを感じないことが多いですが、できる場所により神経を圧迫して痛みを感じたり、しびれ、運動麻痺を起こすこともあります。

瘤の固さ

柔らかいものもあり、硬いものもあります。
皮膚とくっついていないので触るとこりこりします。

私の場合は、1センチ程の瘤で触るとゴツゴツする感触でした。

痛みは、それほど感じませんでした。

ガングリオンができる原因とは

ガングリオンが何故できるのかははっきりとは分かっていないそうです。

私の場合

私が医師に言われたのは、

関節や腱を包む袋の一部がふくれて、重いものを持ったりなど関節を使ったことで関節を滑らかに動かすための潤滑剤となる粘液が中に溜まってできたのでしょう。赤ちゃんを抱っこするなどで手首を使用することが多いからなのかな

とのことでした。

 

長男の時には腱鞘炎にもなったりと産後は関節に負担がかかりやすいのかなと感じました。

ちなみに、若い女性にこの症状ができることは多いそうです。

私も若い女性にはいるのかな!?(笑)

必ずしも手を使う人だけが発症するわけではないそうです。

診断の方法は

腫瘤があり注射器で中身を吸い出してゼリー状のものが出るとガングリオンと診断されます。
他に、MRIや超音波検査などもあるそうです。

私の場合

医師が瘤をさわり、この状況でガングリオンかなと想定されていました。
それから、レントゲンを撮り再度診察となりました。

レントゲンでは、悪性のものではなければ特に何も写らないそうです。
私の場合も何も写らなかったので「ガングリオン」と診断されました。

赤ちゃんと整形外科の受診

整形外科を受診した際、生後3か月の息子を連れての受診となりました。
レントゲンを撮ると言われて心配なのは、赤ちゃんと一緒だという事。

レントゲン技師の方は、息子を確認すると

手だけの撮影ですので、赤ちゃんに影響する程の強さではないので安心してください。念のため、放射線防護エプロンを付けましょう。これで全く問題ありません。お母さんも心配されるかと思いますが、放射線は横にいったりしないので赤ちゃんに影響はないから大丈夫ですよ

と言われ安心しました。

 

赤ちゃんがいてなかなか病院に行けないと考えているあなたも、病院では何らかの対応をしてくれますので、心配な症状があるならば早めの受診をおすすめします。
私の場合は抱っこで一緒にレントゲンを撮りましたが心配であれば他のスタッフさんが見てくれることも可能でした。

もし、赤ちゃんとのレントゲン撮影に不安があるのであれば心配であることを伝えてみましょうね。

ガングリオンの治療方法

何科を受診したら良いの?

整形外科もしくは形成外科のある病院を受診します。

痛みが無い場合

ガングリオンは悪性ではなく良性の腫瘤ですので、痛みなどの症状がなければ特に何も治療はしません

何もしなくてもいつの間にか無くなることもありますし、今よりも大きくなることもあります。

痛みがあったり、大きくて気になる場合

手首など普段使用する場所で、あまりにも大きくて気になる場合や神経を圧迫して痛みがある場合などは医師と相談をして注射器で内容物を吸引して排出します。何度か繰り返し吸引・排出するうちにできなくなることもあります。

直接力を加えて押しつぶす治療方法もあります。
それでも治らない場合は、手術をする場合もあります。
手術を行ったとしても全く再発しないわけではありません。

自身で直接ガングリオンを押しつぶすのはやめましょう。
良性の瘤でも神経を圧迫して痛みがあったりするものですから
神経を傷つける心配もあります。

治療費

治療に掛かる料金はそれほど高くなく1000円~2000円程度というところです。
何度か通われると料金が掛かってしまいますが、大抵痛みが無いことが多いので様子見で終了することが多いそうです。

まとめ

  • ガングリオンは中にゼリー状の物が詰まったかたまりです。
  • ガングリオンが何故できるのかははっきりとは分かっていないそうです。
  • 痛みを感じる事は少なく、小さいものから大きなものまで様々です。
  • ガングリオンは、整形外科もしくは形成外科のある病院を受診します。
  • 治療費は病院や治療方針によって様々ですが、様子見で終了することが多く1000円~2000円程度とそれ程高額にはならないでしょう。

産後や、若い女性に多いとされるガングリオン。
赤ちゃんがいるからなかなか病院に行けないとは言わずに一緒でも連れて行って検査をしましょう。

何も問題がなければ安心できますからね。

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