出産の際の入院で必要になるものとは。実際の体験を踏まえてご紹介します。

出産

妊婦になって、つわりも落ち着きなんだかお腹もずいぶん大きくなってきたなと思ってきたらそろそろ出産のことを考える時期です。

私は、毎回出産の準備は育児休暇に入ってからと先延ばしにしてしまい慌てて用意することになっていました。
初めての出産の時には、育児休暇に入る前に切迫早産のために入院することになり、このまま入院中に生まれてしまうかもと慌てたパパが用意していました。

私の場合は無事に正産期を迎えられて一度退院してからの出産となりましたが、同じ病室に入院していた妊婦さんはそのまま出産となったという方もいました。

今回は、急な出産となっても慌てないように出産時に必要だったものをご紹介していきますね。

出産準備はいつまでにしたらいいの?

出産準備は、入院の直前までに済ませるという方が大半。
妊娠37週0日から41週6日までが正産期とされていて出産をするのに最も適した時期とされています。
初産だと予定日を過ぎるということもよく聞きますが、人それぞれですし、出産までは何が起こるか分かりません。正産期に入る前の36週頃までに準備をしておくのがベスト。

37週から41週と言うと1ヶ月もの期間がありますので、季節柄どのようなものを用意したら良いのか分からない場合は、時期に関係なく必要なものから用意して、最終的に季節のものを用意するといいですね。

出産での入院時受付で必要となるものは

  • 母子手帳
  • 診察券
  • 保険証
  • 印鑑

陣痛室・分娩室で必要となるもの

ドリンク

陣痛中や分娩時は喉が渇きます。
ペットボトルのスポーツ飲料や水、ノンカフェインのお茶などがあると良いですよ。

特に、初産だと陣痛から分娩まで時間が掛かったりも。
いつまで続くのだろう?という不安な気持ちの時は、お好きなドリンクでリラックスしましょう。
本格的な陣痛が始まる頃にはスポーツドリンクなどがおすすめです!

ペットボトル用ストロー

つらい陣痛中は、起き上がれないことも。
そんな時でもペットボトルに取り付けられるものであれば、こぼれず寝たまま飲むことができます。

私の場合、用意したストローの形が合わず使用できませんでしたので、事前に取り付け可能かどうか確認しておくと良いですよ!

結局看護師さんからペットボトル用の長いストローをいただき使用しました。そんな妊婦に病院で用意されていることもあるかもしれません(笑)

 

テニスボール、うちわ

雑誌など出産準備品にだいたい載っているこの2品。

長時間陣痛に耐えていると、いきみで暑くなることもあります。
気を紛らわせたり出来るので、うちわで仰いでもらうのも良いですよ。

テニスボールは、陣痛での痛みを逃がすために痛みの強い部分にテニスボールを当てて押してもらうと楽になります。

私の場合は3人出産しましたが、用意しませんでした。

使用するかしないかは分からないけれど、持っているだけで安心することもあるかもしれないので隙間があれば用意すると良いですね。

ビデオカメラ

我が子が誕生するシーンをカメラに収めておきたいというパパママは多いものです。
私も長男・次男とも記録に残しています。
三男は立ち合いが出来ない時期であったため残してあげられなかったのが残念ではあります。

ビデオカメラでの撮影がNGな産院もありますので確認しておくと良いですよ。

私の産院も撮影は大丈夫でしたが、「こちらから」と撮る場所の指定はありました。生まれたての赤ちゃんの撮影はどこからでも大丈夫でしたので妊婦さんへの配慮もあると思います。

軽食

陣痛は体力勝負なので、必ずお腹に何か入れておきましょうと助産師さんから指導を受けます。
陣痛が長引けば、院内でも時間になれば食事を出してくれます。
しかし、陣痛がきつくて食べられないなどもあるので、自分の好みのものや、栄養補助食品、バナナやおにぎりなどの食べやすいものを用意すると良いですよ。

私の場合は、長男出産時は陣痛がきつくて食べることができずにそのまま出産となりました。次男、三男の場合は、おにぎりを用意をしましたが、すぐに生まれてしまい食べることなく生まれてきました。

私の友人は出産に備えて陣痛中もしっかり食べていたそうです。
長時間の陣痛に耐えないとならないことも考え、用意しておきましょう!

 

入院中に必要なもの

前開きのパジャマ

2~3着程。
産前産後も使用できるマタニティ用のパジャマもあり入院中に授乳するのにも、診察にも便利であったりするので1~2着は持っていると良いかもしれませんね。

私の場合は2着用意しました。入院中診察などの時に使用しましたが、Tシャツでも大丈夫とのことでしたので動きやすい服装で過ごしたりもしました。ミルクで汚れてしまうことも多々あるので余分に用意しても困りませんよ!

産院によっては、用意してくれるところもあるので必要ない場合もあります。

 

産褥ショーツ

2枚~3枚程。
ほとんどの場合、産院のお産セットの中に1枚は用意されているのではないかと思います。
母親学級の際に説明されるか、もしお産セットの内容が分からない場合は確認すると良いですよ。

産褥ショーツは、出産直前から出産後にも使用します。
出産直前は助産師さんが子宮口の開き具合を何度も確認しますし、出産後は傷の治り具合を医師が確認するので用意していると良いですね。

私の場合は病院でお産セットの中に入っていたものと、生理用ショーツで対応しました。お産セットに1枚でも入っているなら、購入しなくても生理用ショーツとで対応できると思いますが陣痛が長引くようですと何枚かあると便利です。

 

産褥パッド

2パック程。

産褥パットも様々な大きさがあります。
こちらも出産直前から、出産後まで使用します。

破水など出産直前は、出血が始まったりしますので産褥パットで対応します。
人によって様々ですが、出産後から、1ヶ月程は悪露が続きますので産褥パットを使用します。

産院のお産セットに封入されていることがほとんどだと思いますので別途購入する必要は無いかもしれません。産院に確認しておきましょう。

私は、出産直前、直後はお産セットに封入されているものを使用しました。

出産から1~2日程すると、生理くらいの出血となるので、使い慣れている
生理用ナプキンを使用していました。

私の場合は生理用ナプキンの方が安心できました。
心配であれば生理用ナプキンを用意すると良いですよ。

 

母乳パッド

赤ちゃんが生まれて胎盤も出ると、いよいよ母乳も出始めます。

母乳で着ているものが濡れてしまうなんてこともあります。

個人差もありますが、一つ用意をしておくと安心です。
こちらは、布製のタイプと使い捨てのタイプがあります。

入院中は洗うのも大変なので使い捨てタイプがあると良いでしょう。

私の場合は、長男の時にはお産セットに封入されていましたが、次男の産院では試供品がしか入っておらず、慌てて用意しました。
入院中だけでなく、退院してからも使用するので用意しておくと良いですよ。

 

骨盤ベルト

産後に使用します。
産後の骨盤はふにゃふにゃとしているので、この時期にきちんとベルトをしておかないと体型を戻すのが大変であったり、腰痛の原因にも繋がります。

私自身、産後は骨盤から恥骨のあたりが激痛で辛い思いをしました。

そんな時にしっかり骨盤ベルトで固定すると、痛みが緩和されました。

1枚は持っていると重宝しますよ。

 

 

着圧ソックス

産前産後は手足がむくみます。
産前、産後だけでなく、普段から使えるので、1枚でもあると楽ですよ。

私は、出産後に見たこともない程足がパンパンになりました。
着圧ソックスを持っていたのでとても楽でした。



授乳用ブラジャー

赤ちゃんにスムーズに母乳をあげることができるので
洗い替えも含めて3~5枚程あると良いですよ。

 

ガーゼ

赤ちゃんはすぐにミルクを吐いたりよだれをこぼしたりします。
1日3枚程目安に用意しておくと良いですよ。

ガーゼは、沐浴にも保育園などでも使うので用意しておいて損はありません。

ガーゼ地のハンドタオルなども使いやすいですよ!

 

乳頭ケアクリーム

授乳に慣れるまではトラブルは起こりがちです。痛みが強い時には重宝します。

私も初めての出産時には母乳マッサージをしましたが、腫れてしまったりとトラブル続きでした。その時に看護師さんからすすめられたのがピアバーユでした。

香料・防腐剤無添加のナチュラルオイルなのでマッサージをして、そのまま授乳しても大丈夫ということで赤ちゃんにも安心して授乳が出来ました。

 

 

乳頭保護器

どうしても痛みが強くて授乳が出来ない場合には乳頭保護器という物もあります。

私の場合は、最初吸い付き辛い形であったので使用をすすめられました。

授乳に慣れてくると必要無くなりましたよ。

必ず必要というわけでは無いので必要に応じて用意するといいですね

 

ドーナツ(円座)クッション

産後は、傷の痛みで普通に座ることが難しいです。
産院では用意があると思いますが退院後も必要となりますので用意しておくと良いですよ。

無いとしばらくは痛みで泣けてきます・・・

柔らかいものから、硬めの作りであったり様々あるので、どれが自身に合うのかよく確かめてから購入すると良いですよ!
産院に置いてあると思いますので、使い心地を確かめてから購入れても良いかもしれませんね。

 

授乳クッション

こちらも産院に置いてあることがほとんどだと思いますので
退院後に必要に応じて購入でも良いかと思います。

座布団やクッションなどで代用しているママもいますので必要に応じて購入されると良いですね。私は、購入しました。クッションがあると赤ちゃんが安心するようでした。授乳以外にも、枕のようにして寝かせたりしても気持ちよさそうにしていましたよ。

 

その他身の回り品

  • 薄手のカーディガンやガウンなど羽織るもの
  • スリッパ
  • タオル
  • 歯みがきセット
  • 洗面用具
  • メガネやコンタクトレンズ
  • ミニバッグ
  • 小銭
  • ビニール袋(洗濯物などを入れるため)

必要に応じて用意しましょう。

退院時に必要になるもの

ベビーウェア・肌着・おくるみ

退院時にベビードレスを用意されるパパ・ママも多いです。

我が家は夏生まれでしたので、ベビードレスは暑いとコンビの肌着で退院しました。おくるみも赤ちゃん用のガーゼ地のバスタオルにくるむのみでした。

涼しい時期であればおくるみが必要ですね。

赤ちゃんは何かに包まれると安心するので1枚持っていても使えると思います。


紙おむつ

オムツはすぐに必要になりますが、すぐにサイズアウトしてしまうのでまとめ買いはやめておきましょう。

たくさんのメーカーがあるのでどのメーカーのものが合うのか難しいですね。
新生児のうちは、産院で使用していて問題がなければそれを継続して使用するのも良いかと思います。

もし他のメーカーも検討したいというママには7種類のおむつを試すことが出来る商品もおすすめです。

 

ミルク用品

  • 粉ミルク
  • 哺乳瓶
  • 哺乳瓶を洗うブラシ
  • 哺乳瓶の洗浄液

粉ミルクも赤ちゃんの好みに合う合わないもあったり、ママの母乳が落ち着いて必要なくなることもあるのでまとめ買いはせず、まずは試しに少しずつ購入してみる方が良いでしょう。

 

ママの退院用の服

授乳のことも考え、授乳口付きの服だと授乳しやすくて良いですよ。

分娩・入院費用

病院によって金額は様々です。
金額が大きくなる場合もありますので退院の際に家族に持って来てもらうと良いでしょう。

チャイルドシート(車の場合には)

車で帰る場合には必ず必要となります。
新生児から使用できるものを選びましょう。

また、車種によっては使用できるものと出来ないものがありますので購入の際にはしっかり確認をしましょうね。

まとめ

今回は出産の際の入院で必要となるものを自身のことを踏まえてご紹介しました。

出産を控えているあなたに
少しでもお役に立てると良いのですが・・・

いよいよ出産を考えると
陣痛に耐えられるか不安になったり
それでも赤ちゃんのことを考えると
早く会いたくなったり・・・

不安と期待がぐるぐるしてしまいますよね。
でも、生まれてきた我が子は本当にかわいいので期待を持って出産に挑んで欲しいです。

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