お宮参り 服装や準備しておくものとは 初穂料の金額と渡し方

育児

赤ちゃんが生まれてから行うお宮参り。
だんだんママとして慣れてきたとはいえ日々赤ちゃんのお世話に追われて

 

お宮参りには何をしたらいいのかしら?

と思っているママさんも多いのではないでしょうか。

今回はお宮参りについて、いつ頃・どんな事をして、何を準備すればいいのかをお教えします。

お宮参りとは

お宮参りとは、赤ちゃんが無事に生まれその土地の一員となったことを産土神(うぶすながみ)に報告して健やかな成長を願う行事を言います。

お参りをする場所は?

お宮参りは、産土神にその土地の一員になったことを報告する行事ですので家の近くの神社に参拝するのが一般的です。
最近は崇敬している神社や家から離れた神社に参拝する方も増えています。

 

SNSなどで人気のある神社に行かれるパパ・ママも増えていますよね

私の場合は、安産祈願をしていただいた神社で神主様にお祓いを受けて祝詞をあげてもらいました。
儀式にかかった時間は、約30分程度ですので比較的赤ちゃんの機嫌が良い時間帯を考え予約すると良いですね!

場所によってはお食い初めの食器をいただけるところもあり、私が行った神社でも食器をいただきました。
その後、近所の神社へも行き息子が生まれた報告をしました。
こちらは神主様がいらっしゃらないのでご報告だけする形となりました。

 

お宮参りをする時期は?

地域によって違いがあり、男の子は31日目、女の子は32日目としている地域が多いようです。
御実家などが伝統を重んじている場合はご両親へ確認しておくと安心です。

最近では参拝時期にこだわるよりも赤ちゃんの体調を最優先に考えるのがベストと考えるようになってきました。
特に、真夏や真冬には少し時期をずらして参拝される方も多くなっています。
産後のママも一ヶ月とはいえ毎日の育児で辛い時期であったりもしますので無理のないよう日程を決めると良いですね。

私自身も、息子たちが生まれたのが真夏でしたが暑い中外に出すことに戸惑いもあり秋口にお宮参りを行いました。

お参りの方法は?

お参りには2種類の方法があります。

  • 通常の参拝と同じようにお賽銭を入れてお参りをする方法
  • お祓いを受けて祝詞をあげてもらう方法
    祝詞をあげてもらう際には、神社へ連絡をして予約をいれて
    初穂料(はつほりょう)を用意します。

初穂料の相場と渡し方

初穂料(はつほりょう)とは、神社に対しお祓いや祝詞の謝礼として渡す金銭のことです。
渡す際には表書きに「御初穂料」という名称を用います。

もともとは、その年に初めて取れた米・野菜などを神様に奉納していたところが語源となっています。

初穂料の金額

神社によって様々ですが平均的な相場は5,000~10,000円です。
神社によってはホームページ上に載せているところもあるので確認しておくのも良いですよ。

初穂料の入れ物

現金を紅白の蝶結びの水引きの熨斗袋または白封筒に入れて渡しても大丈夫です。
熨斗袋、白封筒には紅白帯の上側には
「御初穂料」もしくは、「御礼」、「御神饌料」、
「御玉串料」と書きます。
下の段にはお祓いをしてもらう赤ちゃんの名前を記入します。

お宮参りの服装は?

お宮参りは、赤ちゃんが生まれてから大きな行事なので思い出に残る服装をと考えているママたちも多いもの。

伝統的なお宮参りの赤ちゃんの服装は、白羽二重の内着を着せてその上に祝い着をかけます
一般的に祝い着は母方の実家から贈ってもらいますが、地域によっては父方が準備することもあります。
最近では、普段着ることも無いのでレンタルで済ませたり、ベビードレスなどの洋風スタイルでの参拝も多くなっています。

 

 

私も、祝い着は購入せず、その分写真館での撮影に重点を置きました。
その分、写真館で祝い着を無料で借りることが出来たので神社でも祝い着をかけての記念撮影ができました。

事前に写真館でレンタルが出来るか確認してみると良いですよ!

 

両親や付き添いの家族の服装については特に決まったものはありません。
ただ、写真撮影もするでしょうから、フォーマルなスタイルだと困らないでしょう。

よく和服で撮影されているのを見ますが、特に決まりは無いのでワンピースやスーツでも大丈夫なんですよ!

お宮参りで準備することは?

お宮参りは生まれて約1ヶ月の赤ちゃんを長時間外出させなければなりませんので
事前に準備をしておくとスムーズに行えますよ。

➀神社への予約する

神社で祝詞をあげてもらう場合には神社への予約をしましょう。

➁記念撮影の準備をする

せっかくですので写真館などでの記念撮影もおすすめです。
時期によっては予約がいっぱいということもありますので早めに予約をすると良いですよ。
撮影では、赤ちゃんの機嫌のいい時間帯を考え予約を入れることがポイントです。

長男の場合は、写真館の雰囲気になかなか慣れず
泣きそうな顔ばかりでした。

最近では、出張のカメラマンさんも頼む方が増えているそうですよ!

屋外での撮影もしてくれるので自然体なお子さんの表情を撮ることができるのがいいですね。

当日は赤ちゃんも参拝だけで疲れてしまうと思いますので前撮りや後日撮影も考えておくと良いですよ。


➂食事会の場所を準備する

お宮参り後、来てくださった両親や親せきへお食事会でおもてなしをする家庭が多いです。
レストランや料亭、自宅で食事会を開く場合もあります。
どれが正解ということはありません。
赤ちゃんも生後1ヶ月頃ということもありますので無理をせず余裕があればという気持ちでいいでしょう。

レストランや料亭などを予約する場合

幼い赤ちゃんのことを考えて、個室がある場所を選ぶと良いですよ。

自宅で行う場合

産後のママが用意するのは大変ですので、お弁当や出前などを用意すると良いですよ。



私は、長男のお宮参り後の食事会は自宅でお祝い用のお弁当を用意しました。
次男の時は個室のあるお店で行いました。お店での食事会は個室なので気兼ねなく出来ました。後片付けの心配が無いのも良かったです。ただ、赤ちゃんを連れだすのは荷物も多くなるので大変ですね。

赤ちゃんの持ち物チェック

  • 着替え:1~2枚。赤ちゃんは吐き戻したり、オムツ替え時に汚れてしまうことがあります。
  • 紙おむつ:少し多めに持っていくと安心です。場所にもよりますが新生児の時期は10枚近く。
  • おしりふき:少量タイプものもありますが、1パックのものがあると安心
  • スタイ:必要に応じて。よだれが多くなってきたら忘れずに。
  • ビニール袋:使用済のオムツを入れたり、汚れた着替え、カーゼやタオルを入れるのに必要です。
  • 母子手帳:外出先では、トラブルなど分からないので持っていると安心。
  • ガーゼ、タオル:1~2枚。
  • 哺乳びん、ミルク:液体ミルクだとお湯も水筒も必要無いのでかさばりません。
  • お気に入りのおもちゃ
  • 抱っこ紐

まとめ

  • お宮参りとは、赤ちゃんが無事に生まれその土地の一員となったことを産土神(うぶすながみ)に報告して健やかな成長を願う行事のこと。
  • お参りをする場所は家の近くの神社に参拝するのが一般的。最近はSNSで人気の神社など家から離れた神社に参拝する方も増えています。
  • お宮参りをする時期は男の子は31日目、女の子は32日目としている地域が多く、最近では真夏や真冬など少し時期をずらして参拝される方も多くなっています。
  • お参りに祝詞をあげてもらう際には、神社へ予約をいれて初穂料(はつほりょう)を用意します。
  • 初穂料の平均的な相場は5,000~10,000円です
  • 伝統的なお宮参りの赤ちゃんの服装は、白羽二重の内着を着せてその上に祝い着をかけますが、最近ではベビードレスでの参拝も多くなっています。

お宮参りは、赤ちゃんが生まれて初めての大きな行事なので形式にこだわりたいと考えてしまいがちですが、生まれて間もない赤ちゃんなので無理をしないことが大事です。
当日は、ママも準備や赤ちゃんのお世話で大変ですのでパパや家族に協力してもらいましょう。

ぜひ、素敵な記念日にしてくださいね。

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