赤ちゃんは可愛いけれど一人増えれば大変なことも増えますね。
我が家は3人息子ですが、それぞれ似たところもありますが違うことも多々。
その違いの一つは、授乳の時です。
長男は母乳で育ち、次男はミルク、三男は混合。
哺乳瓶を嫌がる長男、ミルク大好き次男、どちらでも構わない三男とそれぞれに個性が表れていました。
初めこそミルクで大丈夫かな?という思いもありましたが、次男はすくすく育ち長男と変わらない程の大きさとなり、幼稚園でも背の順は大きい方です。
また、周囲でミルクで育てたという話を聞いたり、保健師さんや看護師さんからも初乳を飲ませているんだから大丈夫。無理をせず、ストレスを溜めないこと!と言ってもらえたことで安心しました。
今日は、赤ちゃんのミルクについてお話します。
ミルクのメリットとは
ママじゃなくても授乳が出来る
産後は体調を崩してしまうことも多いものです。
そんな時にもミルクであれば、周囲の人にお願いすることもできます。
もしもの時は、託児所で預かってもらうこともできます。

実際、長男が入院してしまった時に付き添わなければならず、ミルクであった次男を預けることができたのでとても助かりました。
長男の時はそうもいかず、体調不良の時などとても苦労したものです。
授乳場所を探さなくてすむ
母乳育児だと、授乳場所を探さないとなりません。
ミルクであれば、ある程度の場所であればどこでも授乳ができるので赤ちゃんが泣いている中
授乳場所を探す必要はありません。

兄弟がいると外出することが多くなりますが、授乳場所を探す必要がない
ので助かりました。
ミルクをどれだけ飲んだか分かる
母乳だと赤ちゃんがどれだけ飲んだのか分からず不安になることも多々。
ミルクであれば飲んだ量が分かるので安心です。

私の場合、長男の時には赤ちゃん用のヘルスメーターをレンタルしていたので、特に不安ということはありませんでしたが、ヘルスメーター無くともミルクはどれだけ飲んだかがしっかり分かり、どうして泣いているのか把握ができ、お世話が楽になりました。
食事に気を使わなくて済む。ママのストレスも軽減
母乳育児だと、赤ちゃんへの栄養の為、食事もバランスを考えて摂らなければなりません。
カフェイン、飲酒や、喫煙も控える必要があります。
体調を崩した際の薬にも気を付けないとなりません。

私は、母乳育児の際にどうしても「から揚げ」が食べたくなり、食べた後にぱんぱんに胸が張ってしまいとても痛い思いをしました。母乳育児では注意しないといけません。
授乳の間隔が長い
母乳に比べて、ミルクは消化に時間がかかるので頻繁に授乳する必要はありません。

実際にミルクだと、すぐにはお腹は減らないので授乳時間が決まってきて、上の子たちの送り迎えに合わせてミルクの時間に出来たり、とても楽に育児ができました。
ミルクのデメリットとは
コストが掛かる
種類にも、赤ちゃんのミルクの飲みにもよりますが、粉ミルク1缶約1,800円~2,800円程。
完全ミルクでの育児の場合月に約8,000~13,000円程にもなります。
この他、ミルク用の洗浄液なども合わせると大きな出費になってしまいます。
お出かけの際の荷物が増える
ミルクの場合、ミルク用のお湯や哺乳瓶、湯さまし用の水などの用意をしなければなりません。
お湯は冷めないように、水筒に入れて持ち歩くので重く、荷物も増えてしまいます。

災害などの影響でやっと日本においても液体ミルクが販売されるようになりました。次男の時は液体ミルクが無かったので外出時はお湯を持ち運ぶ水筒を持ったりしていましたが、三男の時には液体ミルクで少しだけ楽になりました。ただ液体なので少し重さはあります。
手間がかかる
夜間の授乳の際も、母乳であれば眠い中もそのままあげることができますがミルクの場合は、布団から出て用意をしなければなりません。

めんどくさがりな私にとっては夜間は特に哺乳瓶を洗浄したり、洗浄液にセットすることが厄介ではありました。
母乳育児について
もちろん母乳育児も大切で、難なく母乳があげられる状態であれば母乳育児をお勧めします。
それは、ミルクでは真似ができないとても良い成分が沢山含まれているからです。
母乳は赤ちゃんの突然死のリスクを軽減してくれます。
難しい場合は初乳だけでもあげられると良いですね。
初乳は個人差はありますが産後10日程までに出る特別な母乳です。
通常のものよりも黄色掛かった色をしてトロッとしているのが特徴です。
初乳には栄養が豊富に含まれ赤ちゃんを守ってくれる免疫成分がたっぷり含まれているのです。
母乳育児は赤ちゃんだけでなく、ママの産後の回復を早めてくれます。

赤ちゃんに母乳をあげていると子宮のあたりがキューっと痛くなるのを感じると思います。これは、子宮が通常の大きさに戻ってきている証拠。母乳をあげることで回復を早めてくれます。
母乳の出が良くなくて心配されているママもいるかもしれません。私もそうでした。
そしてママもたくさん栄養を摂り、水分も1日に2リットル程を取ることも大事。初めは2リットルなんて難しいと思うママもいるかと思いますが母乳が出るようになれば自然と喉が渇くもの。初めだけ少し大変な面もありますが、がんばりましょう!
ストレスを溜めないこと
母乳の出が気になっているママが「絶対に母乳育児」と気を張っているととてもストレスになり、母乳の出も悪くなってしまいます。
育児もそうですが、ほどほどが自身のストレス軽減に繋がります。
母乳育児という選択を辞めることでストレスが軽減され、子育てが楽になる効果も期待出来るそうです。完母に拘らず、ミルクを足してあげても良いんですよ!
母乳で無いことに後ろめたさなんてありませんからね。

私も次男の母乳育児を諦めたのですが、その分息子達との時間を大切に
することが出来てストレスが軽減されました。
食事も気にせず、から揚げ食べても胸が張って泣きそうになることも無いですからね。ママのストレスが無いことが育児には一番大切です!
まとめ
ミルクのメリット
- ママじゃなくても授乳が出来る
- 授乳場所を探さなくてすむ
- ミルクをどれだけ飲んだか分かる
- 食事に気を使わなくて済む。ママのストレスも軽減
- 授乳の間隔が長い
ミルクのデメリットとは
- コストが掛かる
- お出かけの際の荷物が増える
- 手間がかかる
母乳育児
母乳育児が難しい場合は初乳だけでもあげられると良いです。
母乳育児は赤ちゃんへのメリットだけでなく、ママの産後の回復を早めてくれる効果もあります。
ストレスを溜めないこと
持病や、仕事の復帰状況などママの事情によっては母乳育児が出来ないこともあります。
そんな時には、無理をせずにミルクに頼っても問題なんてありません。
ストレスが育児に一番の悪影響で、ミルクも、日々開発され赤ちゃんへより良いものをとなっています。
ミルクで育てても成長します。
生活をする中で免疫も備わってきますので、心配せずストレスを溜めないのが一番。
その分たくさん赤ちゃんと触れ合って愛情を注いであげましょうね。
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